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人生の歩き方
2015/07/31

3つのクイズで考えよう!長生きリスクと老後の資金計画

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Q1. 日本人のうち90歳まで生存する人の割合はどのくらい?

(1)男性で8人に1人、女性で3人に1人

(2)男性で4人に1人、女性で2人に1人

 

 

答え(2)

厚生労働省によると、2013年の日本人の平均寿命は男性が80.2歳、女性が86.6歳となっています。

 

データ上では、男女ともに平均して80代まで生存することを表していますが、グラフのとおり、この50年間で平均寿命が大きく伸びていることがわかります。さらに90歳まで生存する人の割合をみると男性が23.1%、女性が47.2%となっており、「人生90年」を見据えた老後設計がすでに現実のものとなっています。

長生きは本来喜ばしいことなのですが、老後が長くなるほど、暮らしていくためのお金が必要となっていくことから、「長生きリスク」ともいわれます。このため、長生きリスクを踏まえた資金計画を立てることが大切といえます。

 平均寿命

80歳、90歳までの生存率

* 平均的な生活費は、総務省「家計調査」(高齢無職2人以上世帯・平成25年)より。公的年金のモデルケースは、厚生労働省「平成26年度年金額」(夫が40年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であった世帯を想定)。

* 一定の利回りの運用に基づくシミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。税金、手数料等は考慮していません。

* 厚生労働省「平成25年簡易生命表」に基づく。

 

 

Q2.老後における夫婦2人の1ヵ月の平均的な生活費は?

(1)約23万円

(2)約33万円

(3)約28万円

 

 

答え(2)

総務省の家計調査では、60歳以上の夫婦世帯における1ヵ月の平均的な生活費は月額27.6万円となっています。これに対し、老後における収入の中心となる公的年金は、夫婦2人のモデルケースで月額22.7万円となっています。

夫婦2人が90歳まで生存すると仮定して、65~90歳における25年間の生活費総額を計算すると8,280万円、公的年金の受取総額は6,810万円となります。

この不足分は、確定拠出年金をはじめとする企業年金や退職金、貯蓄などでカバーすることになります。

どんな暮らし方をするかによって、必要となってくるお金は人それぞれですが、老後を安心して暮らしていくには、できるだけ早いうちから資金準備をしておきたいものです。

 

 

Q3.貯蓄1,000万円を毎月5万円ずつ取り崩したとき、残高がゼロになるのは?

(1)12年後

(2)16年後

(3)20年後

 

 

答え(2)

65歳時点で1,000万円の貯蓄があるとして、老後の生活費に充てるために、毎月5万円ずつ取り崩していくと、16年後の81歳のときに貯蓄は底をつきます。これを一定の利回りで運用しながら取り崩していくと、年1%で83歳、3%で88歳まで貯蓄が長持ちします。

このように、運用しながら取り崩していくと、利回りが高いほど貯蓄がなくなるまでの期間は長くなりますが、収益がマイナスになるなど、思いどおりの運用成果が上げられなかった場合には、貯蓄の減り具合もその分早くなります。

老後の貯蓄

※一定の利回りの運用に基づくシミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。税金、手数料等は考慮していません。